家族の要望は、雨が降ってもテントの中で子供と遊べるくらいのスペースと
立ち上がっても腰をかがめなくても良いくらいの高さを確保したいのと、
そして夏場の利用を考慮して効果的なベンチレーションがあること!
とのミッションが科せられました
とはいっても所詮テントですから限度はありますので、
3mx3mx1.8mくらいのものをメドに探し始めたのがスタートでした。
ネットやカタログなどで調べてなんとなくいいなぁと思ったのが次の3つでした
・まずは、C社のタフワイドドーム300/EX2 + ラウンドスクリーン400EX。
Coleman(コールマン) タフワイドドームテント300EX2
Coleman(コールマン) ラウンドスクリーン400EX
・そして、サウスフィールドのSF8509FD + SF7011ST。
・最後は、SP社のアメニティドーム + リビングメッシュエッグ。
スノーピーク(snow peak) アメニティドーム
スノーピーク(snow peak) リビングメッシュエッグ
最後のアメニティドーム + リビングメッシュエッグは条件に合ってないような
何といってもあのデザインには惹かれるものがあり。
予算オーバーとわかっていながらも候補に入れるのはタダなので(笑)
しかし、ある日夢はもろくも崩れ去り、現実へ引き戻される事件が発生します。
とある日、某ワイル〇・ワンの屋外の駐車場で、
アメニティドーム + リビングメッシュエッグが
展示されていたんですねぇ
アメニティドーム + リビングメッシュエッグがしっかり連結され、しかも!
アスファルトにソリッドステーク50でぶち込まれて展示されているではありませんか
(正直ソリステの衝撃の方が強かったのですが・・・)
・やはり値段が値段だけあって、強そうな生地使ってるなあ。
・ポールもジュラルミンで軽くて丈夫そうだなぁ。
・なんてったって格好いいし、これでウチもラグジュアリーキャンパーの仲間入りか
と妄想をふくらまし、中に入ってみたものの。
やはり2.7mx2.7mのうえ高さもなく圧迫感を感じます。
そして夏は暑そうだし、テント内で立ち上がるにはかがまないといけません。
一般的にはテントは寝るためのモノであり、居住性を追及するものではないのでしょう。
しかし、夏の暑い盛りに15年ものの安物テントでキャンプデビューしてしまったため、
狭くて暑苦しいテントで一夜を過ごすという経験を家族にさせてしまった反省もあり。
居住性に優れ、暑い夏でもテント内に空気が流れるような機能的なテントを望んでいたのです。
そのような理由からここで残念ながら候補から消えてしまいました。
ということで残念ながら憧れのSP社テントはあきらめたのでした。
となると、いよいよ2つの候補どちらかに絞られます。
この2つのテントとタープ、SP社に比べれば大差はないように思えますが、
実物が設営されているお店へ足しげく通い比較していくと違いが見えてきます。
生地は同じような厚さで。
スペック上の対水圧は2000mm。
両サイドと天井の通気窓を利用した、サークルベンチレーションも同じです。
ポールはメインポールにアルミ合金を使用したC社の方が優れていると感じました。
(SF8509FDはFRPでした)
しかし何度も店に通い(しつこい)見て触っているうちに
ある違いに気づいてしまったのです。
ある日いつものように店に行き、店員さんが近くにいない事を良いことに、
タフワイドドームのインナーテントのフレームをおもむろに掴み、
グワーングワーンと揺らしてみたのです。
(よい子はまねしないで下さいね)
「よく揺れるな。これ。」
その時の素直な印象でした。
こうなるとSF8509FDも試したくなりますよね
いつものスポーツDEPOへ行き、
同じようにインナーテントのフレームをおもむろに掴み、
グワーングワーンと揺らしてみたのです。
(よい子は絶対にまねしないで下さい)
しかし。
SF8509FDのインナーテントが意外にもしっかりしていることに気づいてしまったのです。
もしかしたら展示品の設営の仕方に違いがあったのかもしれませんが、
SF8509FDのインナーテントにはジオテックフレーム構造が採用されていて、
これはドームテントの基本構造であるクロスした2本のフレームにプラスして、
さらに2本のフレームが筋交いのようにフレームが交差して入っているのです。
それなりの値段のするテントでしたら当然の構造なんでしょうが、
そこまで期待してなかったので、やるじゃんアルペンと
小さくガッツポーズしつつで購入に至ったわけであります。
ちなみに「サウスフィールド」はアルペングループのアウトドアブランドですが、
グループ会社のジャパーナというメーカーが作っているようですね。
このジャパーナというメーカー、「サウスフィールド」以外にも、
スポーツ用品の「IGNIO」
スキー用品ブランドの「Hart」
などのメーカーでもあるそうなんですね。
意外と(失礼)しっかりしたメーカーであることもわかりましたし、
そして何より色が好み、しかもキャンプ場でもあまり見かけないので
子供も迷わずサイトに戻って来てくれます。
とまぁ今のところ特に不満もなく快適に使っています。
・・・と言いたいところでしたが大きな不満がありました。
テント18.6kg + スクリーンタープ17.2kg
シャレにならないくらい重い・・・です。
サウスフィールド製品はこちら↓で買えるみたいですが、
ラインナップからテントが消えていますね